【時事ネタ】処理水放出に対する悪戯電話

生活編

前回に引き続き、処理水放出ネタ。
8月24日に日本政府が処理水放出をしてからもうすぐ2週間が経とうとしている。
現状では日系企業や日本人に対して危害を加えられたという情報は聞かないが、お客さんと話をしていると不買運動などの影響はあるようだ。
ダメオの務める店舗、グループ店舗も確実に集客、売上が減少している。
それでも日本料理に対する需要はあるので、理解のある、もしくは気にしない中国人のお客もまだまだ多い。このような状況で来店してくれるお客様には感謝しかない。
ただこれまでと比較すると全体的に中国人が日本食、日本製品に対して距離を置いているのは間違いないだろう。

また前回にも書いた悪戯電話は続いている。ダメオの同業の知り合いに聞いたところ、日本人が常駐しているお店、ナマモノを扱っている店は悪戯電話の標的にされているようだ。

ダメオ自身も何度も悪戯電話を受けたため、もう対応には慣れたものだ。まずは中国語で「喂您好」(ウェイ、ニンハオ)と出て、ふざけた声や言い方の日本語で「もしもし」と言ってきたら8割方悪戯電話。そこで中国人を装い中国語で対応(ただ発音等でバレるのでニーハオの連発するだけ)
そしたら、向こうから「馬鹿やろう」などの暴言や罵倒が来たら即ギリ。
常に悪戯電話かと構えて電話に出ないといけないので、精神的にイライラするが、これしかない。

もちろん、本当に予約などの電話などであれば、向こうから「予約できますか」などと言いなおしてくれるので、そこできちんと対応する。

ただ、先日掛かってきた1件の悪戯電話で胸がキュンとした出来事があった。
その電話が掛かってきた際に、たまたま日本語ができる中国人で仲の良いお客さんがいたので、代わりに対応してもらった。その内容を少し紹介する。

ダメオ「喂您好」

悪戯電話「你们是日本料理店吗」
(日本料理屋に電話してきて「日本料理屋ですか」なんてふざけた質問も大体悪戯電話)

ダメオ「不是」
(こっちも慣れているので、笑いを堪えながら違いますよと答える。)

ここで意味がわからない中国語が飛び交い、近くにいた仲の良い中国人客に変わる。ここからは後程、日本語で説明されたので、日本語で書いていく。

悪戯電話「日本が処理水を流していることは問題だ。」等の罵声

客「うんうん。そうだね。日本は悪いよね」などの同調して相手を落ち着かせる。

悪戯電話「そうなんだ。あいつら日本人は頭がおかしい」

客「でも中国にいる日本人には何もできないし、逆に中国にいる日本人も被害者ですから」と上手く躱す。

客「てか、あなたは仕事してないんですか?」と嫌味なことを笑いなが聞き出すことに驚いた。

悪戯電話「俺は水産業の仕事をしていて、日本のせいで倒産したんだ」

悪戯電話「だから俺は中国にある日本料理屋に片っ端から悪戯電話をしているだ」
なんて迷惑な話なのだろうか・・

後は、お客さんがのらりくらりと躱して電話を終えたのだが・・・

この話がもし本当なのであれば、確かに可哀想な気もした。少しだけ同情できた。
悪戯電話をしている人たちにも、今回の処理水放出で仕事がなくなったなどの事情があると思うと少しだけ許せると思った。

まぁ、そんな優しい気持ちも直ぐには消えた。その後の悪戯電話の度に事情なんて聞いてる暇もないし、そんな中国語力もないから、結局はイライラして、最悪怒鳴り返すことになるのだが(笑)


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