先日、嫁に口臭を指摘され強制的に歯医者に行かされたダメオです。
予約時に嫁の携帯と私の携帯で同じ店なのにクーポンの割引率が違うことに気づき、安かった嫁の方で購入。結果、お得に利用できたのですが、どのような仕組みなのか、改めて疑問に思ったので調べてみた。
4種類のクーポン
代金券(现金券) 指定金額分の割引(例:¥100分を¥90で購入) 集客目的。先払いで利用を促す
满减券(割引券)一定額以上の購入で割引(例:¥200以上で¥50引き)客単価アップを狙っている
折扣券(割引率)例:全品20%オフ 利益率に応じた調整が可能
套餐券(セット券)セットメニューを割安価格で販売 メニューの在庫・回転を促進
今回の歯医者の事例
今回私が使用した歯医者のクーポン折扣券(割引率)。振り返ってみると、私の携帯では元値880元、198元。嫁の携帯では元値880元、180元と表示されていた。差額は18元。
なぜ携帯によって金額が違うのかを調べていくとダイナミックプライシングという言葉に行き着いた。
ダイナミックプライシングとは
需要・供給・時間・在庫・顧客属性などに応じて、リアルタイムまたは定期的に価格を変動させる仕組み。
つまりクーポンの需要と供給、ユーザーの行動履歴など価格が変わるわけだ。これを見ていて納得したのは航空券やホテルの予約も似たようなことが起きることを思い出す。
ダイナミックプライシングの良し悪し
企業側の立場で考えると、需要と供給、在庫、ユーザー行動などのデータを効率的にマーケティング、販売戦略には確かに便利だと思う。
同じものでも高く売れれば利益も増えるのだから当然だ。
でも反対に消費者の立場で考えれば、同じ商品を需要と供給以外の理由、自分の行動記録で興味関心度によって値段を釣り上げられてると思うと、不公平だと感じる。
でもどうしても必要なものは高くても購入する気持ちで購入しているので、ダメオ自身特段文句がある訳ではない。またもし自分が高く支払ったとわかった場合、その分誰かが安く買えたと思ったら、人助けだと思えばいいか。