媽祖様参りの体験と聖杯の使い方
転職や今後の生活について、いくつか決断しなければならないことがあった。
考えても答えが出ない。
いや、出ているけど、最後の一歩が踏み出せずにいた。
そんなとき、妻に提案した。
「媽祖様に聞きに行こう」
信仰心が強いわけではない。
それでもこの提案をしたのには理由がある。
妻の実家は代々、道教を信仰しており、家族それぞれに守護神がいる。
そして妻の守護神は媽祖様だ。
だから重要な判断をするとき、媽祖廟に行くのは妻にとって自然なことらしい。
もう一つ理由があった。
もし神様の答えを聞いた結果、どのような結論になったとしても、
それは妻にとって納得できる後押しになると思ったからだ。
こうして私たちは、媽祖様に質問をしに行くことになった。
天后宮へ
向かったのは上海にある媽祖廟、天后宮。

この日は驚くほど天気が良かった。
雲一つない青空で、まさに参拝日和だった。
ただ、廟の中はとても静かだった。
参拝客は私たちだけ。
人のいない廟には独特の空気がある。
静かで、時間の流れがゆっくりしている感じがする。
参拝の流れ
媽祖廟の参拝は、日本の神社と少し違う。
まず入口で
お香と紙銭を購入する。
これが参拝の基本セットになる。
天に挨拶する
お香に火をつけたら、まず空に向かって挨拶をする。
これは天地への報告の意味があるらしい。
お香を持って空を見上げる。
この日の空はとても青かった。
参拝の最初に空を見上げるという行為は、
思った以上に気持ちが整うものだった。
媽祖様に挨拶
次に本殿へ向かう。
媽祖様の前で
・名前
・住んでいる場所
・今日来た理由
を伝える。
その後、お香を香炉に立てる。
廟の中にはお香の煙がゆっくりと漂っている。
静かで、不思議と落ち着く空間だった。
紙銭を燃やす
次に紙銭を燃やす。
紙銭は袋に詰めて、外にある炉へ持っていく。
そこには大きな炉があり、
見た目は巨大な土管のような形をしている。
その中に紙銭を入れて燃やす。
紙銭は神様の世界のお金と言われており、
神様への供え物の意味があるらしい。
煙がゆっくりと空へ昇っていく。
媽祖様への質問方法
ここからが今回の目的である。
媽祖様に質問をする。
そのときに使うのが
聖杯(ポエ)
と呼ばれる木片である。
半月型の木片を2つ投げ、その落ち方で神様の意思を判断する。
結果は三種類ある。

聖杯(YES)
一つが表
一つが裏
神様が認めたという意味。
笑杯(もう一度)
両方が平らな面。
神様が迷っている。
もう一度質問する。
陰杯(NO)
両方が丸い面。
神様はその願いを認めていない。
実際に質問してみた
いくつか質問をしてみた。
しかし帰り道で思った。
質問をもっと整理しておけばよかった。
聖杯で神様に聞く場合、質問は
YESかNOで答えられる形
にする必要がある。
これを考えずに質問すると、
うまく答えが出ないことがある。
参拝して思ったこと
今回の媽祖様参りはとても面白い体験だった。
中国では
・進学
・就職
・引っ越し
・結婚
など、人生の節目で神様に相談する文化がある。
実際に体験してみると、これは単なる占いというより
自分の考えを整理する時間
でもあるように感じた。
また別の記事で
今回は
- 媽祖様参りの流れ
- 聖杯を使った質問方法
を中心に書いた。
実際にどんな質問をしたのか、
そしてその結果については、また別の記事で書こうと思う。
小さなまとめ
もし媽祖廟に行く機会があれば、
ぜひ一度、神様に質問してみるのも面白いと思う。
そのときは
YES / NOで答えられる質問
を準備しておくことをおすすめする。


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