海外に住んでいると、日本のAmazon Primeを契約する意味はあるのだろうか。
私も以前はそう思っていた。
実際、中国へ来る前には、日本へ一時帰国したタイミングでAmazon Primeを契約し、1年ほどで解約したこともある。当時は配送特典を使う機会が少なく、「年会費を払うほどではないかな」と感じていたからだ。
その頃は、Prime会員向けの期間限定キャンペーンだったと思うが、Kindle Unlimitedを無料で利用できた時期もあった記憶がある。本を読む機会はあったものの、その時点ではPrimeを継続する決め手にはならなかった。
しかし、中国で生活するようになってから考え方は大きく変わった。今ではPrime Readingの読み放題サービスで本を読み、Prime Videoで映画・ドラマ・アニメを楽しみ、Amazon Musicを散歩中に聴いている。また、日本へ一時帰国した時にはAmazonでまとめ買いをしている。
私にとってAmazon Primeは、「読書・娯楽・日本とのつながり」を支えてくれ、生活を豊かにしてくれるサービスになっている。
今回は、中国生活でAmazon Primeを使い続けるようになった理由を書いてみたい。
私も一度Amazon Primeを解約した
最初からAmazon Primeを使い続けていたわけではない。日本に住んでいた頃は、配送特典を利用することがほとんどだった。
だから海外へ出ると、「Primeを契約していても使う機会は少ないだろう」と考え、一度解約している。
中国以外の海外生活では、YouTubeもGoogleも問題なく利用できていた。そのため、日本の動画を見るために、わざわざVPNへお金を払おうとも思わなかった。
当時の私にとって、Amazon Primeは海外生活においては、なくても困らない存在だった。
中国生活でAmazon Primeの価値が変わった
価値が変わった一番の理由は、中国ではVPNが生活インフラになったことだ。
中国ではGoogleやYouTubeなど、日本では当たり前に使っているサービスが、そのままでは利用しづらい。VPNはAmazon Primeを見るためだけではなく、生活そのものに必要な存在になった。
そうすると、Amazon Primeも自然と活用するようになった。Prime Readingで本を読む。Prime Videoで日本の映画やドラマを見る。Amazon Musicで散歩中に音楽を聴く。日本へ一時帰国した時にはAmazonでまとめ買いをする。
気付けば、年会費以上の価値を十分感じるサービスになっていた。今後もし別の国で生活することになっても、私はVPNとAmazon Primeは継続すると思う。
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Prime Readingだけでも元は取れると感じている
私が一番利用しているのはPrime Readingだ。毎月2冊ほど本を読んでいる。仮に1冊500円だとしても、年間24冊読めば12,000円ほどになる。もちろん、本によって価格は違うが、読書だけでも十分年会費以上の価値を感じている。
Kindle Unlimitedと比べると、Prime Readingで読める本の数は決して多くない。その反面、限られたラインナップだからこそ、自分では手に取らなかった本や知らない作家と出会えることもある。
最近では、自己啓発本だけではなく、普段なら読まない作家の小説も読むようになった。「この作家は面白いな」と思える作品に出会えた時は、それだけでもPrime Readingを利用していて良かったと感じる。
一方で、おすすめ表示は自分が読んできた本に近いジャンルへ偏りやすいと感じる。メンタル系の本を読めば、また似たような本がおすすめに並ぶ。だからこそ、自分自身も似たような本を選びがちになる。そのため私は、意識して普段読まないジャンルや知らない作家も選ぶようにしている。
また、Kindle Cloud Readerでは、ハイライトやメモを後からまとめて確認できる。読書内容を振り返ったり、ブログを書く時に見返したりできるので、とても便利だ。
私はPrime Readingだけでも年会費以上の価値を感じている。
Prime Videoは日本との距離を縮めてくれる
Prime Videoもよく利用している。映画、ドラマ、アニメまで幅広くそろっているので、暇つぶしには十分すぎるほどだ。
Prime Videoは広告付きになったが、追加料金を払えば広告を表示しないプランも選べる。広告を嫌がる人も多いと思う。でも私は海外生活が長いこともあり、日本のCMを見るのも楽しみの一つになっている。
「今はこんな商品が流行っているのか。」「この芸能人は誰だろう。」
そんなことを考えながら、日本の空気を感じられるのが面白い。日本に住んでいた頃は気にも留めなかったCMが、海外生活では情報源になることもある。
Amazon Musicは散歩のお供
散歩中はAmazon Musicを利用している。Prime会員向けのAmazon Musicは、基本的にはシャッフル再生が中心だ。曲を選べる場合もあり、正直どこまで自由に選べて、どこから制限がかかるのか分かりにくい部分もある。
これをデメリットと感じる人も多いと思う。でも私は、この制限が意外と嫌いではない。普段なら聴かない曲が流れてきたり、新しいアーティストを知るきっかけになったりするからだ。Prime VideoのCMと同じで、「自分では選ばないものと出会える」という価値がある。
年に一度の帰国でも配送特典が役立つ
海外生活ではAmazonの配送特典を毎日使うわけではない。それでも、日本へ一時帰国した時にはまとめ買いをする。日用品、ガジェット、本、サプリメントなど、お急ぎ便や送料無料の恩恵を受けられるだけでもかなり便利だ。
年に一度の帰国でも、購入量にもよるが、まとめ買いをすれば「今年の年会費は十分元が取れたな」と感じることがある。
Amazon Primeのデメリット
もちろん、不満がまったくないわけではない。
Prime ReadingはKindle Unlimitedと比べると、読める本の数はかなり少ない。
Prime Videoは広告付きになり、広告を消すには追加料金が必要になった。
Amazon Musicも再生方法や制限が少し分かりにくい。
そして、中国で利用するならVPNがほぼ前提になる。
それでも私にとっては、それ以上に得られる価値の方が大きいため、契約を続けている。
Amazon Primeをおすすめできる人
Amazon Primeは、海外で生活している人すべてにおすすめできるわけではない。私が特におすすめしたいのは、海外で生活していて、なおかつ以下のような人だ。
- 本を読む習慣がある人、もしくは習慣化したい人
- Prime VideoやAmazon Musicも使いたい人
- VPNの契約に抵抗がない人
- 日本帰国時にAmazonで買い物をする人
特に、本を読む人にとっては相性がいいと思う。
Amazon Primeは、年額5,900円(税込)、または月額600円(税込)で利用できる
(※料金は変更される場合があります)。
私は年額プランを利用しているが、Prime Readingだけでも月に数冊読めば年会費の元は取りやすい。さらに動画、音楽、日本帰国時の配送特典まで使えるなら、かなりコストパフォーマンスは高い。
Amazon Primeをおすすめしない人
逆に、Amazon Primeを無理に契約しなくてもいい人もいる。
例えば、本を読まない人。もしくは、本を読むとしても新作や漫画が中心の人。Prime Readingは読み放題とはいえ、新作や漫画が豊富にそろっているわけではない。そういう人は、Kindleで読みたい本だけ買ったり、別の漫画サービスを使った方が合うかもしれない。
また、日本での買い物にAmazonをあまり使わない人も、配送特典のメリットは小さい。動画はNetflixなど他のサービスで十分という人もいるだろう。音楽もSpotifyやApple Musicなど、専門サービスの方が合う人もいる。
Amazon Primeは万人向けではない。ただ、読書・動画・音楽・日本での買い物をまとめて使いたい人にとっては、かなり便利なサービスだと思う。
まとめ
海外に住んでいると、日本のサブスクは不要だと思われがちだ。私も以前はそう考えていた。
しかし、中国生活でVPNが生活に欠かせない存在になったことで、Amazon Primeの価値も大きく変わった。Prime Readingで本を読み、Prime Videoで日本の空気に触れ、Amazon Musicで散歩を楽しみ、日本へ帰国した時にはAmazonでまとめ買いをする。今では、「読書・娯楽・日本とのつながり」を支えてくれるサービスになっている。
特に、本を読む習慣があり、日本へ一時帰国する機会がある海外在住者なら、Amazon Primeは十分に検討する価値があると思う。
海外在住だからこそ、Amazon Primeは意外と相性の良いサービスなのかもしれない。
※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。実際に中国で利用した体験をもとに書いています。


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