仕事を辞めたら、毎日好きなことをして自由に暮らせる。
そんなイメージを持つ人も多いと思う。私も退職前は、自由な時間が増えることを楽しみにしていた。
実際に約1年間ニート生活を送ってみると、自由になったことは間違いなかった。しかし同時に、その自由をどう使うかは全て自分次第だった。
会社員の頃は、仕事へ行くだけで一日が始まり、一日が終わる。ニート生活では、今日何をするのかを決める人はいない。自由だからこそ、自分で人生を設計する必要があった。
今回は、約1年間ニート生活を送って感じたメリットとデメリットを書いてみたい。
ニート生活で感じたデメリット
人間関係は想像以上に固定化する
会社を辞めると、人と会う機会は一気に減る。新しい出会いもほとんどない。私の場合、日常的に話す相手はほとんど妻だけになった。
これは退職前からある程度想像していたことだった。ただ、実際に生活してみると、人との接点が減ることで少しずつ変化もあった。
会話の内容が偏る。新しい情報が入りにくい。外へ出る理由も減る。
一人の時間は好きだ。それでも、人とは適度に会った方が、考え方や生活のバランスは保ちやすいと感じた。
将来への不安は完全には消えない
退職前に資金計画を立てていたので、お金そのものへの不安はある程度コントロールできていた。だから、「明日生活できない」という不安はほとんどなかった。
それよりも大きかったのは、
「この先どうなるのだろう。」
という漠然とした不安だった。
今はまだ挑戦できる年齢かもしれない。しかし、年齢を重ねるほど選択肢は少しずつ減っていく。副業で生活できるようになるのか。また会社員に戻ることになるのか。戻るとしても何歳まで採用されるのか。そんなことを考える日も少なくなかった。
不安を完全になくすことはできない。だから私は、小さくても行動を続けることを意識するようになった。
自己管理は想像以上に重要だった
退職前から、自己管理が大切になることは理解していた。しかし実際に生活してみると、
「強制力がないと、人は簡単に動かなくなる。」
ということを体感した。
今日は何に挑戦するのか。勉強するのか。運動するのか。ブログを書くのか。全部自由。だからこそ、自分で一日を設計しなければ何も始まらない。
私にとって朝活やジャーナリングは、この自己管理を支える仕組みになっている。


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考える時間が増え、不安も増える
仕事を辞めると、考える時間が増える。人生。仕事。お金。健康。将来。
考えること自体は悪くない。でも、考えるだけでは現実は変わらない。そして、行動しない時間が長くなるほど、不安も大きくなっていく。
だから私は、「考えたら少しでも動く」ことを意識するようになった。


身なりや健康への意識は油断するとすぐ落ちる
会社へ行く必要がない。人と会う予定も少ない。すると、
今日は髪を整えなくてもいいか。
服も適当でいいか。
そんな日が少しずつ増えていく。
自由な時間がある分、お菓子を食べたり、食べ過ぎたりもしやすい。私自身、体重管理には何度も苦労している。
仕事をしていた頃は、通勤や仕事そのものがある程度の運動になっていたことにも気づいた。自由だからこそ、自分で生活を整える意識が必要だった。

ニート生活で感じたメリット
一日を自分で設計できる
一番のメリットはこれだった。
今日はブログを書く。読書をする。散歩へ行く。疲れているから休む。
全部、自分で決められる。会社員の頃には味わえなかった自由だった。
挑戦したかったことに時間を使える
この一年で私は、ブログ・Note・クラウドワークス・中国語の勉強・宅建の勉強・転職活動・新しい趣味探し・読書・健康習慣の見直しなど、会社員時代には「時間がない」と後回しにしていたことへ挑戦できた。
結果が出たものも、まだ出ていないものもある。それでも、「やってみた」という経験は、今後の人生の財産になっている。
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生活習慣を整えやすい
朝活、筋トレ、散歩、読書、ブログ、睡眠。時間に余裕があるからこそ、自分の生活を見直すことができた。
もちろん、何もしない生活もできる。だからこそ、自己管理が重要になる。
老後の予行演習だと思えるようになった
最初はそんなことを考えていなかった。しかし生活を続けるうちに、
「これは老後の予行演習なのかもしれない。」
と思うようになった。
仕事を辞めたあと、自分は何を楽しめるのか。何に時間を使いたいのか。ニート生活は、そんなことを考える時間でもあった。
ニート生活を楽しめる人と苦しむ人の違い
この一年で感じたのは、お金だけでは決まらないということだった。
楽しめる人は、
- 一人の時間が好き
- 自分で予定を立てられる
- 挑戦したいことがある
- 小さな達成感を作れる
反対に、
- 暇が苦痛
- 他人から評価されないと苦しい
- 趣味がない
- 自分で行動を決められない
- 誰かに管理されないと動けない
そんな人は、自由が苦しく感じるかもしれない。
おわりに
この一年を振り返ると、ニート生活を支えていたのは、お金だけではなかった。
朝活、運動、読書、ジャーナリング、ブログ。こうした小さな習慣が、一日の土台になっていた。
ニート生活は、「何もしなくていい時間」ではない。自分で人生を設計し直す時間だった。
もし今、退職やニート生活を考えている人がいるなら、「自由になったら何をしたいか」を一度考えてみてほしい。
その答えがある人ほど、この時間はきっと充実したものになると思う。
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