いつも頭の中で考えているだけで、なぜか同じことで悩み続けてしまう。考えているつもりなのに、結局何も整理されていない。何を考えていたかを忘れることすらある。
そんなことはないだろうか。
私自身、本格的に日記やジャーナリングを始めて4年以上になる。
正直に言うと、これのおかげで人生が劇的に変わったとは思っていない。それでも、自分の思考・行動・感情を整理し、少しずつ前に進むことには役立っていたと思う。
今回は、私が4年間続けてわかった日記とジャーナリングのやり方について書いてみたい。
日記を書く習慣は2018年頃から始まった
本格的に感情や考えを書くようになったのは、2018年頃だったと思う。当時は3回目の転職先を退職し、最初のニート生活を送っていた頃だ。
きっかけははっきり覚えていない。おそらく投資記録を付けるようになった延長だったような気がする。
今年からはNotionを使っているが、それまではOneNoteを使って記録していた。
今見返すと、ただ感情を書き連ねているだけだった。同じことを何度も書いている。
株やFXで負けたこと。お金が減って不安になっていること。人間関係や家族関係について。現実逃避していること。他人や環境のせいにしていること。
人には見られたくないような内容ばかりだ。でも反対に、感謝していることや嬉しかったことも残っている。
振り返ってみると、書いていた内容よりも、自分との対話をするようになったことが一番良かったのかもしれない。
ジャーナリングという言葉を知ったのは2022年頃だった
本格的にジャーナリングという言葉を知り、見返しやすい形を意識するようになったのは2022年頃だった。ちょうどコロナ禍で朝活を始めた時期だったと思う。

朝活もYouTube動画がきっかけだったが、ジャーナリングというワードも同じだった。メンタリストDaiGoさんの動画やその他の色んな人の動画を見て、試してみたいことから試してみた。
この頃から、体調の記録や精神状態の記録、その日に起きたことなどを分けて書くようになった。さらに、感謝日記・やりたいことリスト・誘惑日記・悪習慣ジャーナルなど、色々な方法を試してきた。
今振り返ると、正解を探していたというよりも、自分に合う方法を探していたのだと思う。
日記やジャーナリングに効果はあったのか
日記・ジャーナリングには、感情・思考の整理、ストレス軽減、自己理解、幸福感の向上などの効果があると言われている。
では、私自身はどうだったのか。
正直に言うと、「これのおかげで人生が変わった」と言えるほどの変化はない。
でも、「少しずつ変わっているかもしれない」とは感じている。
自分の思考の癖。行動のパターン。大切にしたい価値観。そういったものに気付けるようになった。
そして、自分を責める時間よりも、自分を理解する時間の方が増えたように思う。
今現在、私が記録している内容
現在は毎日、Notionで次のようなことを記録している。
体調記録
頭、首、肩、腰、股関節、足などを、
快調/普通/軽い凝り/軽い痛み/強い痛み
の5段階で記録している。
また、私は便秘気味なので、便の状態も記録している。腸内環境を整えると幸せホルモンが増えると聞いて、腸活を意識するようになった。
快便/多め/普通/少なめ/下痢/便秘
といった感じだ。
睡眠記録
睡眠時間やベッドに入っていた時間、睡眠アプリの結果などを記録している。

メンタル記録
精神状態を5段階で記録している。
絶好調/やる気あり/普通/やややる気なし/全くやる気なし
数字よりも、自分の感覚を大切にしている。
体調・睡眠・メンタルはNotionで1つのテーブルで管理している。
日記・ジャーナル
別ページには、今日のサマリー・体調とメンタル・前日の振り返り・感謝したことを書いている。
今日のサマリーでは、「今日やるべき最重要事項1つ」と「3つのタスクや意識する行動ルール」を決める。
体調とメンタルでは、直感的に体の痛む部位やその原因、今日の調子などを書き連ねていく。どうせ後でAIに整理してもらうので、ここでは細かいことは気にしていない。
前日の振り返りでは、一言サマリー・良かった行動・問題・問題の原因などを書く。そして最後に、感謝したことを1〜3個ほど書いている。現状への満足度や幸福感、自己肯定感を高める効果はあるような気がしている。
最近はAIも活用している
書いた内容をAIに貼り付けて振り返ることも多くなった。すると、自分では気付かなかったことを言語化してくれることがある。
頭の中では何となく感じていたこと。うまく説明できなかったこと。そういったものが整理される。
もちろん、AIが答えを出してくれるわけではない。それでも、自分の考えを客観的に見る手助けにはなっている。
最近では、朝の設計や夜の振り返り、週次レビューや月次レビューなどもAIと一緒に行っている。以前よりも、自分の状態や考えを可視化しやすくなったように感じている。
AIの使い分けは、ChatGPT・Claude・Perplexityの使い分け。3つ毎日使う私の付き合い方で書いている。
日記やジャーナリングに正解はない
世の中には、特に記録をしなくても、自分の中で自然に整理できる人がいるのかもしれない。私の目から見たら、周りにもそのような人はたくさんいる。いつも楽しそうで、自信があり、自己肯定感も高そうに見える。
でも私は違った。頭の中だけで考えていると、堂々巡りになる。結局、同じことで悩む。そして、また同じ失敗を繰り返す。記憶もあてにならない。
だから私は、言葉にして残す。そして後から見返す。
日記やジャーナリングは、人生を劇的に変える魔法ではない。でも、迷った時に戻ってこられる。
私にとっては、自分専用の地図のような存在なのだと思っている。
また記録する内容もフォーマットも年々変化する。環境・状況・心境の変化で記録するもの増えるものもあれば、減らすものもある。絶対のルールはない。
自分が続けられる、自分に合った書き方を探していけばいい。
私の考え方に影響を与えてくれた書籍
日記やジャーナリングを続ける中で、考え方に影響を受けた書籍を最後に紹介したい。どれも人生を劇的に変えるものではなかった。でも、自分を理解し、少しずつ前に進むためのヒントを与えてくれたものだった。
『書く瞑想』古川 武士
「何を書けばいいかわからない」という人でも始めやすい一冊。頭の中を整理する習慣を作りたい人におすすめ。

『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』
不安をなくすのではなく、不安と付き合う考え方を学べる。考えすぎて動けなくなる人ほど刺さる一冊だった。自分と向き合うための良質な質問が豊富で、自己対話のヒントにもなる。

『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 』いしかわゆき
書くことへのハードルを下げ、「うまく書く」よりも「まず書いてみる」ことの大切さを教えてくれる一冊。思考や感情を整理する習慣づくりにも役立ち、ジャーナリングを始めたい人にもおすすめだ。
私自身、この本を読んだことがきっかけで、ブログやNoteでの発信を本格的に始めた。文章の上手さよりも、まずは書いてみること。そして、続けながら少しずつ形にしていけばいい。そんな気持ちを後押ししてくれた一冊でもある。

「頭の中だけで考えてしまう」
「自分の考えを整理したい」
と思っているなら、まずは一行でもいいので、今の自分の気持ちを書き残してみる。
日記やジャーナリングに正解はない。それだけでも十分なのだと思っている。



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